東京・銀座で、集団的自衛権の行使容認に反対するデモ。それを見たさいたま市大宮区の女性(74・現原告)が

梅雨空に 『九条守れ』の 女性デモ

と詠み所属する俳句教室で発表しました。

とても良い句だということで、その教室で会員の互選によって、翌月の公民館報に載せる句に選ばれました。

それを三橋公民館が独断で掲載を中止し、公民館報の俳句コーナーを削除して発刊しました。

ここからこの問題が始まりました。

 

経緯

2014年

6月上旬

東京・銀座で、集団的自衛権の行使容認に反対するデモ。それを見たさいたま市大宮区の女性(現原告)が「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」と詠む

24日

三橋公民館で俳句教室の句会。互選で公民館だよりの7月号の掲載作品に「梅雨空に~」の作品を選ぶ

25日

三橋公民館「公民館の意見と誤解される恐れがある」と掲載拒否を連絡

30日

三橋公民館が、俳句コーナーを削除して7月号を発行

7月1日

政府、集団的自衛権の行使を認める閣議決定

4日

東京新聞が掲載拒否を報道

7日

事件を知った市民8人がさいたま市生涯学習センターに申入れ

①許せない行為

②文書で経過、再検討見直し

③次号への掲載を の3点を申し入れ。

センターは「掲載予定はない、公共施設としての判断だ」と回答

15日

市内外から批判が高まり、市教育委員会幹部が掲載の再検討を表明。「公民館だよりの掲載基準つくる」

17日

清水勇人さいたま市長、定例会見で「(掲載拒否は)おおむね適正だ」と発言

22日

さいたま市教委が不掲載理由を説明

25日

「公民館だより掲載拒否」を考える市民の集い開催120名参加

29日

稲葉康久・市教育長、定例会見で「今後も掲載しない」。公民館だよりの掲載基準について「世論を二分している内容の作品」は載せないと明言

8月

市民有志及びま地区労協が市議会に不掲載の撤回を求める請願を提出。

 

「俳句は文芸作品。掲載拒否は、学ぶ権利を保障する公民館の役割から逸脱する」として掲載拒否の撤回を求めた。

9月12日

市議会文教委員会、不掲載撤回を求める請願を継続審議と全会一致で決定

27日

俳句掲載拒否を考える市民の集い Part2開催。160名参加。7月25日の集会に続き、市教委の担当者の出席を求めたが今回も出席せず

11月20日

さいたま市教育委員会定例会。市民からの請願を受け、三橋公民館の掲載拒否問題を取り上げた。対応の是非の議論がないまま、稲葉教育長に対応を一任することを確認した。「俳句掲載拒否を考える市民の集い Part3」開催。

12月5日

市議会文教委員会、公民館だより不掲載撤回を求める請願を再び継続審議に

10日

三橋公民館が示していた不掲載理由を訂正。法解釈の誤りを専門家から指摘されたため、社会教育法や市の広告掲載基準を根拠としたことを撤回する一方、掲載の要求には応じられないと文書で通知

 

2015年

3月16日

市教委で議論するよう請願を提出。稲葉教育長は「議題にしない」と明言

4月13日

有識者などでつくるさいたま市公民館運営審議会が、掲載拒否の経緯を検証する第三者委員会の設置を市教委に要求。稲葉教育長は難色を示す。

6月10日

《九条俳句を考える》市民の集い開催。100名参加。

6月25日

公民館だより掲載拒否は憲法で保障された表現の自由の侵害。公民館だよりへの掲載と精神的苦痛に対する損害賠償を求め作者がさいたま地裁に提訴

7月4日

「九条俳句」市民応援団スタート集会開催。さいたま市ふれあい館ホールに100名を超す市民が集まった。

9月25日

さいたま地方裁判所101法廷で第1回口頭弁論。原告および弁護団が意見陳述を行った。裁判終了後報告会開催。100名参加

12月11日

第2回口頭弁論。さいたま市から第1回口頭弁論時に出された答弁書に反論しつつ、法的根拠を整理した陳述を弁護団が行った。報告会に100名参加

 

2016年

1月29日

第3回口頭弁論。報告会に80名参加

31日

社会教育・コミュニティ施設を市民の手に取り戻すために 緊急シンポジウム

3月25日

第4回口頭弁論・報告会

5月20日

第5回口頭弁論・報告会 裁判終了後、佛教會館にて

6月25日

「九条俳句」1周年の集い ドキュメント「ハトは泣いている」上映(140名)

7月8日

第6回口頭弁論・報告会(80名)

10月14日

第7回口頭弁論・報告会(70名)

10月26日

ドキュメント映画「ハトは泣いている」三橋公民館で上映(40名)

11月3日

埼玉大で第1回「車座〈暮らしと社会〉ガク」・テーマ:「表現する」ことの意味で「ハトは泣いている」上映と交流〈40名〉

12月9日

第8回口頭弁論・報告会

 

2017年

1月20日

第9回口頭弁論(証人尋問)・報告会(70名)

3月10日

第10回口頭弁論(証人尋問)・報告会(70名)

3月19日

学習・表現の自由と社会教育シンポジウム(市民会館おおみや)(200名)

4月28日

第11回口頭弁論 最終証人尋問 原告・作者(80名)

6月11日

「ハトは泣いている」熊谷上映

7月28日

第12回口頭弁論 最終弁論(結審)・報告会

9月6 日

裁判勝利へ! 市民のつどい

10月13日

さいたま地裁判決・さいたま市敗訴!!  報告会

10月20日
さいたま市控訴
10月24日
原告控訴 「九条俳句」判決報告会

2018年

1月26日

第1回こうみんかんカフェ

31日

日本ペンクラブシンポジウムで久保田弁護団事務局長がパネラーに。原告もコメントした(170名)

2月17日

東京三鷹・武蔵野芸術劇場「ハトは泣いている」上原公子講演(65名)

3月1日

東京高裁第1回口頭弁論。結審。口頭弁論報告会100名

9日

さいたま市での報告会(第2回こうみんかんカフェ)

4月28日

「九条俳句」東京高裁勝利判決へ! 東京集会

5月18日

東京高裁判決。勝訴! パレード・報告会

25日

さいたま市に申し入れ

29日

さいたま市より回答書を受け取る。実質ゼロ回答。

31日

さいたま市上告。発表後、さいたま市と話し合い。原告団も上告

6月9日

さいたま市での判決報告会(14時・さいたま市・鈴谷公民館)

22日

第3回こうみんかんカフェ