ホーム >  応援団ニュース >  報告会・集会 >  第3回口頭弁論終了
第3回口頭弁論終了 高ヒット
2016/1/30 13:31 投稿者: manager (記事一覧) [ 1018hit ]

第3回口頭弁論が終了しました。
口頭弁論に先立ち、原告、被告双方が準備書面を提出しました。
被告準備書面では、
「学習の自由が法律上あるいは憲法上保障されている権利だとしても、このことが『公民館だより』への掲載請求権という具体的な権利を発生させるものではない」
「また、仮に掲載請求権が発生していたとしても、『公民館だより』の発行は拠点公民館長が権限を有するもので、俳句を掲載するか否かも拠点公民館長の判断によって、公民館の運営方針などからその適否を判断できることは当然である」と主張し、掲載を行わなかった理由は答弁書で述べた通りだとしている。
その答弁書を見ると
「ア、当時、政府が憲法9条の解釈につき、従前維持してきた解釈と異なる解釈を示した。
イ、これに対し、野党側は、この解釈変更を強く非難することになった。ウ、平成26年6月の時点では、これをめぐって政府与党と野党が対立し、一方国民の間でも、それぞれの意見が存在した。
エ、このような状況下で、原告が詠んだ「デモ」は、政府の9条解釈変更に反対するための意思を示すものである。
オ、ところで、公民館には、その性質上、党派性の無いこと、中立性、また、公平性等が求められる。例えば、社会教育法第23条は公民館が特定の政党の利害に関する事業を行い、又、公私の選挙に関し、特定の候補者を支持することを禁じているのもこの趣旨からである。」
カ、三橋公民館と桜木公民館は、以上のような事情および『バラエティに富んだ親しみやすい公民館だより』という方針等を考慮した上、本件9条俳句を掲載しなかったものである。」
とあります。
これに対して、原告、弁護団は求釈明書を提出し、準備書面、答弁書記載の不掲載理由は

2014年12月10日に三橋公民館から出された「公民館だよりへの俳句不掲載の訂正について」と題する書面で同年7月3日付けの主張を訂正した、その内容に立ち戻ることになるということなのか

と問いただしています。

この求釈明書に対する返答が第4回口頭弁論の焦点になると思われます。
裁判長から宿題として出されています。

弁護団は被告が存在しないとしている掲載請求権について、それが法的に存在していることをパワーポイントを使って論証しました。

裁判終了後、ほまれ会館で報告会が開かれました。
弁護団からは裁判がどうなっていて、さいたま市は何を言い、弁護団は何を主張しているのか詳しい解説が行われました。
法廷で朗々と陳述した新人弁護士で今回が初めての法廷陳述だったという小内弁護士が図解入りで解説してくれました。

ゲストスピーチは姉崎北海道大学名誉教授。社会教育の専門家として論じていただきました。

最後に佐藤一子先生がまとめてくれ、一句披露して報告会は終了しました。

氷雨つき 俳句訴訟の 力技
 

姉崎さん
姉崎さん
カテゴリ内ページ移動 ( 37  件):     1 ..  20  21  22  23  24  25  26  .. 37