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ニュースレターVol.11 高ヒット
2017/4/5 9:22 投稿者: manager (記事一覧) [ 381hit ]

ニュースレターVol.11が出来ました。

 

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3月10日の裁判では,2回目の証人尋問が行われました。

 証人は3人。句会代表代行に不掲載の電話をした三橋公民館職員,三橋公民館長,そして,三橋公民館の上部組織の桜木公民館長です。九条俳句を不掲載とする判断に至った経緯を追及する絶好の機会となりました。

 まず,三橋公民館職員に対しては,久保田弁護団事務局長が尋問を行いました。

 尋問によれば,この職員が九条俳句を目にし,政治的に中立でないため公民館だよりに掲載することは難しいと考えたところから事件が始まったようです。この職員はすぐに三橋公民館長や桜木公民館長に諮ったようですが,社会教育行政に通暁しているべき館長らも職員と同様の誤った判断を簡単に下してしまったようです。そして,当初不掲載の根拠とされていた社会教育法23条やさいたま市広告掲載基準についても,十分な調査が行われないまま根拠とされてしまったことが明らかになりました。

 次に,桜木公民館長に対する尋問を斉藤弁護士が行いました。

 この尋問で,九条俳句の不掲載や,その後の不掲載理由の変遷について,桜木公民館長が最も重要な役割を果たしていたであろうことが明らかとなりました。そして,この館長が行った種々の判断は,社会教育法制や公民館の理念についての無理解が根本にあったことが暴かれました。社会教育の現場を中心的に担うべき人物が,社会教育法の基本さえまともに勉強する機会がなく,さいたま市公民館運営審議会が示した答申にもほとんど目を通していないのが実態だったようです。

 最後に,三橋公民館長に対する尋問を増田弁護士が行いました。

 三橋公民館長は非常勤で決裁権限がないせいか,自らの責任で物事を考え判断する姿勢に欠けているやにみられても仕方のない陳述に終始したように思われます。

 今回の3人の尋問を通して,事件の現場となった公民館が,「政治」に対する強いアレルギーを持っており,反射的に九条俳句を拒絶し,後付けであやふやな理由がつくられていった経緯が明らかになったように思います。公民館の生みの親・寺中作雄の理念と真逆の現実が生じたことに,悲しみが湧き出てしまいます。

 一方,弁護団をご支援下さっている公民館関係者の皆様や,原告を陰ながら応援いただいている公民館職員の多くの方が,「九条俳句不掲載はおかしい」と考えてくださっていることが,我々の希望となっています。良識ある公民館職員の皆様が,萎縮せずに業務を行うことのできる環境を醸成するためにも,勝訴に向け努力してまいります。

 次回は,いよいよ原告ご本人の尋問です。安藤先生の尋問とともに,訴訟のクライマックスです。引き続きご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。

(弁護団 石川智士)

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