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「九条俳句」違憲国賠訴訟を市民の手で!実行委員会アピール

 

1.見過ごすことはできません

 

 私たち、さいたま市民は、「公民館だより俳句掲載拒否を考える市民の集い」として、この問題の2014年6月25日事態発生後から一年間に渡り、様々な行動、取組みをおこなってきました。
<決して見過ごすことのできない自分達の問題><誰が主役! 公民館活動の原点は!><市民の自由闊達・地域社会創りを公民館で!>のテーマで行政・公民館の側にも呼びかけ、誰でもが自由に論議、声を出し合い、この問題を地域、文化的解決で。<生きにくい表現の不自由な社会にしてはならない…>ましてや地域の信頼関係でなりたつ公民館の問題なのだからと。

 私たちは、のべ380名、3回のシンポジウム、パネリスト10名、会場発言90名余のひとりひとりの意見、声を大事にする「社会的学び、民主主義、主権者教育」や「本来の戦後公民館のスタートした地域の主体たる市民の社会教育の場とは」などを話し合ってきました。

2014年11月20日までのこの「市民の集い」は、同時に、教育委員会、さいたま市議会、さいたま市公民館運営審議会、生涯学習センター、桜木・三橋公民館、三橋地区公民館運営協議会などへの要請、質問状、請願、陳情、傍聴、交渉、面談など20回余の市民としての直接運動も行ってきました。

 同時に活動をおこなってきた他の様々な個人・団体も、署名9,000筆や、交渉申し入れ行動、請願、質問状など合わせ、これも10回余になっています。

 もちろん、このとりくみは、句会の有志、作者の方とも一緒におこなってきました。決して許されない<表現の自由への行政の介入><文化・地域的解決をなぜ早急にしないのか><あたりまえの市民の活動をどうして“政治的・世論二分、政治的中立… などと拒否するのか>という共通の思いです。

 そして、「俳句掲載拒否を考える市民の集い」と、300名のシンポジウムや各地区でのとりくみをおこなってきた「憲法改悪反対さいたま共同センター」、日本公民館学会と協力して有識・学会・専門的立場から緊急シンポジウムをおこなった「埼玉社会教育研究会」、全国の社会教育の現場の職員さんを中心に地域住民との信頼を強調しつくられている「社会教育推進推進全国協議会埼玉県南支部」そして独自交渉を続けてきた「埼玉県平和資料館を考える会」の五団体で連携、調整して《「九条俳句」を考える市民の集い実行委員会≫として、この6月10日、新たな組織を発足し、今後のとりくみを合同でおこなうこととしました。

 

2.各分野・メディア・全国の声

 この問題は、決して見過ごすことのできない小さな出来事ではありません。あたりまえの一市民の声、表現です。事件発生後全国新聞での一面記事や地元新聞の連続企画、各紙での有識者と教育長の対談、行政トップ市長判断を問う記事など計百回近い報道がありました。
金子兜太、大田堯、佐藤一子、大倉浩、森村誠一、牧太郎、中原道夫、山崎十生、片野親義、永田浩三、むのたけじ、いこうせいこう… 各氏はじめ埼玉ゆかりの有識者、俳人、ジャーナリスト、弁護士の発言や「月刊社会教育」や各誌での紹介記事、メディアでのとりくみは「公民館問題でこれほどの関心事となったことはなかった」と公民館審議会委員長報告があったほどです。ネットアクセス、SNS、とも合せ大変な社会的影響を与え一日も早い解決を望む声は全国で起っており、「公共施設のあり方」「公共性」「政治的中立を問う」各地区類似事例とも重なり、この問題の一日も早い、市民主体の解決が求められています。

 

3.私たちも原告です

 しかし、1年目になろうとするのに「三橋公民館だよりに“梅雨空に「九条守れ」の女性デモ”の再掲載と市民本位の公民館活動の文化的・地域的解決には至ってません。解決にならないのは<九条俳句>だからなのか、もう行政は、解決能力はないのか。なぜこうも変らないのか… 、そして今の「安保」政治情勢……なのか。私たちはもう一歩踏み出します。

 私たちは新たな行動として当事者のゆるぎない思いとともに、違憲訴訟を起こすこととしました。

 ≪「九条俳句」違憲国賠訴訟を市民の手で! 実行委員会≫(略・「九条俳句」市民応援団)の新組織です。私達は賛同するひとりひとりが「原告」です。自分のこととして、この裁判を当時者・句会のみなさんと声をあげ行動をともに、市民主役の地域社会を創ってゆきます。「本来の公民館の学び、社会活動」のひとつとして…。もちろん、現場的解決、行政との話し合い、公民館利用の市民本位のより強い活動も更におし進めます。

 

4.ひとりひとりの声・行動を

 私たちは作者、句会の小さな文化・社会表現・地域でのあたりまえの市民活動・交流学びの基本的権利・主権者としての市民の声や行動を、行政から介入や不当な扱いを受けることを許しません。見過ごしません。基本的な憲法、教育基本法、社会教育法、地方自治法の主権者としての権利を行使し、行政に問います。

 納得のゆく、解決を求め、ここに作者・句会のみなさんとまた、25名の埼玉弁護団とともに違憲訴訟を起しました。

 私たちひとりひとりも「原告」として、全国のみなさん、何よりも地域のみなさんとともに公正なる判決を求めます。この裁判運動を通じて公民館の在り方をもう一度市民にとりもどし、私たち市民が自由な豊かな文化・社会活動を担い、創ってゆこうではありませんか。

 「九条俳句」市民応援団への参加・賛同もよろしくお願いいたします。

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