応援メッセージ
応援メッセージ : 梅雨晴らす 俳句の心 届けたり
投稿者 : manager 投稿日時: 2016-07-26 20:01:03 (602 ヒット)

第6回口頭弁論報告会

 

恒例の元気のでるあいさつ

第6回口頭弁論の報告会は、15時から市民会館うらわで行われました。応援団長あいさつでは、傍聴前に50人くらいでミニパレードを行ったこと、提訴一周年の「ハトが泣いている」上映会に150人が参加したことが報告されました。

次に弁護士のみなさんから。「今日も傍聴がみなさんであふれていて、心強い気持ちで法廷に入っていくことができました」とのことばがありました。原告、句会のお仲間たちと続き、「いろんな人と話していくなかで私のなかにあったものがひきだされて、いま一生懸命がんばっている」等々いずれもこの間に育くまれた関係がわかようなお話でした。



ゲストスピーカー「あきる野市中央公民館チラシ配架拒否問題」太田光紀

弁論の内容そのものは別に譲り、太田光紀氏(社会教育推進全国協議会事務局長)からの報告に移ります。内容はあきる野市中央公民館チラシ配架拒否問題について。

はじめにあきる野市の概要、次に、以下の問題の発端について語られました。

・「暮らしと福祉をよくするあきる野市民の会」(以下市民の会)が会報「やまぼうし」90号を2015年11月5日に従来どおり中央公民館の市民向け情報コーナーに配架するために公民館窓口に提出したところ、会報にある「戦争法案」という文言に着目して、配架を拒否された(のちに「戦争法案」を理由にしたのは誤りであったと謝罪があった)。

・11月30日、市民の会と市教育委員会生涯学習担当部長・生涯学習スポーツ課長とが話し合いをもち、その際に「戦争法案の言葉が問題ではない。この点は謝罪する。市民を詐欺やインチキ商法から守るため『ポスター・チラシ等の取扱基準』を定めたが、その基準に合致しないので置くことを拒否した」と部長がのべた。

基準を定めるまえに配架を拒否したという順序になっており、また、その配架基準では、掲示及び配架できるポスター等は、限られた機関、団体が発行したものに限定されるとのことでした。配架基準ではさらに、「内容について教育委員会が不適切とみとめるものは、掲示、配架することはできない。」となっており、何が適切で何が適切ではないかの客観的基準がなく、その都度判断できるという問題のあるものであると、太田氏は指摘しました。

問題が起こってから、学習会を開催し、参加者有志で「公民館利用者ネットワーク」を結成し、要望書を提出したり、9月25日には大規模な講演会を予定したりしていることが次に報告されました。配架取扱基準の起案用紙を開示請求した結果、決定までの不自然さがわかったことも説明がありました。

ゲストスピーチを受けてフロアからは、「九条俳句の問題と同じ。公の施設をどう使うかは市の管轄という考えで、公民館は教育のためにあるという特殊性を考えていない」等々、多くの発言がでました

 

まとめと一句 「梅雨晴らす 俳句の心 届けたり」

最後に佐藤一子先生(東京大学名誉教授・埼玉社会教育研究会)が、憲法の意味を問う裁判であることに集中したわかりやすく確信をつくような弁論だったと振り返りました。それぞれの弁論について、「大人の学習権と公共の立場にある管理権とのせめぎ合いの問題で、最高裁できちっと消去法による規定がされているところを説得的に」、「公共施設というものが、排除してはいけない前提に立って、非常に消極的にこれはだめと限定的にしていること明確に」とコメントし、「6回積みあげていろんな思いがいきかうなかで明確に主張していただき、今日の弁論は非常に説得的だった」とまとめました。

最後は「梅雨晴らす 俳句の心 届けたり」の句でしめられました。

社会教育推進全国協議会事務局次長 岩松真紀



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