応援メッセージ
応援メッセージ : 第8回口頭弁論報告会
投稿者 : manager 投稿日時: 2016-12-26 16:25:40 (321 ヒット)

口頭弁論がいよいよ証人喚問の人選におよび、裁判長はいつになく言葉が多いと感じる法廷でした。  

その後、場所を市民会館うらわに移し、報告会を開催しました。

最初に応援団の代表から「1月、3月は証人喚問。大きなやま場なので、傍聴席をいっぱいにしたい」と意気込みを語り、「今朝、駅頭で右翼・JR職員・警察によって、チラシを配る『表現の自由』を妨害されたが、1時間近く抗議し、チラシを配布した」と報告されました。

弁護団の挨拶

 続いて、弁護団から3名の弁護士から挨拶があり、「佐藤一子先生に助言をいたがき、今回の口頭弁論が組み立てられた」と、それぞれ感謝が述べられました。その努力が実り、「佐藤先生が法廷で話せるのでひと安心した」との弁もありました。

原告と句会の仲間の挨拶

原告は、「裁判官に『ハトは泣いている』を見せれば良く判ると思う。どこから見ても勝てるし、勝たねばならない裁判。頑張ります」と挨拶。句会の仲間からは、「前回ゲストスピーカーの中垣さんは孤軍奮闘でした。私たちは全国や地域の多彩な応援で支えていただいている。小さな公民館の問題が全国的に拡がって追い詰めることが出来る」と挨拶されました。

弁護団報告

 続いて、弁護団から口頭弁論の報告があり、準備書面11・12・13と証拠説明書・承認申請など5点の説明がありました。

ゲストスピーチは谷和明さん

今回のゲストスピーカーは、公民館学会で活躍する谷 和明さん(東京外語大名誉教授)。    

「九条俳句問題は、公民館学会、社会教育学会の研究者で協力して進めている。事件後初の市民集会に参加後、九条俳句シンポジュームを開いた。また、和歌山では九条俳句問題の研究会や、33年前に群馬県前橋市の公民館で起きた、平和問題の集会を『社教法23条に抵触だ』と中止させた事件も研究した。この動きは急に出てきたものではなく、根深いもの。社教法23条の研究をして、公民館を取り戻していきたい」と語り、「公民館で起きている諸々の事件について、特別プロジェクトチーム『学習の自由と公民館活動』を編成した。九条俳句問題について、市民・弁護士・研究者の三者で学び、取り組んでいること自体が社会教育活動になっている」と、九条俳句の取り組みを評価しました。

また、12月1日、長野県羽曳野群池田町で社教法23条を理由に集会が不許可になり、『町民と政党の集い』を他の会場に変更して開催した、と紹介し、「地元の新聞記者がネットで九条俳句を知り、連絡してきた。事件多発で九条俳句活動がプラットホームに成ってきている」と語り、同集会代表者のメッセージが朗読されました。

姉崎洋一さんも飛び入りでお話。

 続いて、谷さんからの指名があり、急きょ姉崎洋一さん(北海道大学教授)からスピーチがありました。

「憲法裁判になっているのに、さいたま市は憲法や社教法を全く理解しないし、自治と自由の基本法を放棄して抑圧する。ましてや公運審答申を全く無視し生かそうとしない」とさいたま市を批判。 

また、「憲法二六条の「子どもの学習権」は「大人の学習権」保障の時代に入ってきている。裁判でそのレベルまで引き上げていくことが大事だ」と語り、ソウルで東アジア生涯学習研究会に出席して九条俳句訴訟を紹介したことや、日本の社会教育学会に相当する学会の50周年に招待されて九条俳句の報告をしたと述べ、「アジアの中の平和問題を横軸にしながら、『九条俳句』訴訟を通して互いに平和を築いていく学びが非常に大事だ、と訴えている」と話されました。

まとめは 佐藤一子さん(東大名誉教授)

続いて、会場から2人の発言を受け、恒例の佐藤一子さんのまとめがありました。

「2017年に向かって、今年を締めくくるにふさわしい弁論の場でした。九条俳句訴訟が、韓国をはじめ全世界に拡がっていくようになった。弁護団・応援団・全国の支援者・研究者の結集は、『すごく創造的な場』、新しい道を耕し、歩んでいるのだと思います。ここに居られる人、来れなかった人の一粒ひとつぶの力を寄せ合って、2017年の新しい年の扉を押し開いていきましょう」と結び、最後は、【柚子たわわ 世界を結ぶ 俳句訴訟】の一句でしめられました。(市民応援団 嶋田)



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