応援メッセージ
応援メッセージ : 最終弁論ご報告
投稿者 : manager 投稿日時: 2017-10-12 11:22:00 (116 ヒット)

2017年7月27日の最終弁論の模様を弁護団事務局次長の石川弁護士に書いていただきました。

10月13日の判決に向けて、ニュースレターVol.15から引用して掲載します。

 

2017年7月27日(金)14時。2年余りに及んだ九条俳句訴訟第一審の最終弁論が行われました。

裁判期日を重ねるごとに,原告と被告の主張は多岐にわたりました。そこで,裁判のポイントを整理するため,3回の証人尋問の後,争点整理のための進行協議が2回にわたって行われてきました。最終弁論は,この争点整理を踏まえポイントを絞って行ったものです。

絞ったとはいえ,原告弁護団が最終弁論に向け裁判所に提出した準備書面は,4つに分けて合計90頁に及びました。

準備書面15では,九条俳句訴訟が全国での市民の表現・学習活動に対する行政の不当な介入を代表する訴訟の一つであることを確認し,とくに,公民館という社会教育施設で発生した事件であることから,裁判所に対し,公民館職員の義務の内容,管理権者の管理権の限界,公民館における学習活動の重要性について正面から判断していただきたいことを主張しました。法廷では,久保田事務局長から熱のこもった陳述がなされました。

準備書面16では,公民館だよりに九条俳句を掲載させるための論理を整理しました。内容は難解な部分もありますので,応援団HPで是非ご確認いただければと思います。法廷では,小内弁護士より,緻密で説得的な陳述がなされました。

準備書面17では,九条俳句不掲載により公民館職員が犯した義務違反の内容を確認するとともに,不掲載によって,原告の学習権ないし学習権を前提とする人格権としての公民館だよりにおいて学習成果たる俳句を発表する権利や,社会教育の自由が侵害されたことを確認しました。

準備書面18は根本弁護士と佐々木団長を中心に作成され,九条俳句不掲載により原告の表現の自由が侵害されたことを,パブリックフォーラムの理論等を踏まえながら,改めて確認しました。

これらの最終弁論を何とかまとめることができたのも,社会教育関係をはじめとする研究者の皆様の理論と実態とにわたる全面的なご支援と,各集会や傍聴席を毎回満員に埋めていただいた市民応援団の皆様の熱意の賜物です。

原告を中心に三位一体で築き上げてきたものが裁判所に響き,10月13日に歓喜の輪ができることを,今はただ祈るばかりです。



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