投稿者 : manager 投稿日時: 2017-05-24 13:23:27 (158 ヒット)

ゲストスピーカーは マネキンフラッシュモブ@かながわ

終了後、埼玉社会文化会館において報告会を行いました。市民応援団代表の挨拶に始まり、弁護団から久保田弁護士より総括的な報告と、証人尋問を担当した金子弁護士、川原弁護士から報告、証人として法廷に立った原告と当時の公民館運営審議会委員長の安藤聡彦さんから証人尋問を終えた感想などが語られ、句会の仲間からも挨拶がありました。恒例の俳句は、来栖いね子さんから「皆集い 勝利をめざし 五月晴れ」と詠みあげられました。

今回のゲストスピーカーは、#マネキンフラッシュモブ@かながわの共同代表朝倉優子さん。海老名駅前の自由通路でマネキンフラッシュモブを行ったことに対し、海老名市が条例で禁じた集会やデモに当たると禁止命令を出したのは、表現の自由を侵すと、横浜地裁に取り消しを求めた訴えの勝訴報告でした。

朝倉さんは、「原告と弁護団、応援団の団結のすごさにびっくりした」と話し始め、「私たちは3回で結審したが、通行の著しい妨げになるとは到底言えない、海老名市の禁止命令は違法という全面勝訴でした」と裁判の経過を報告。マネキンフラッシュモブについては、「センスよく、かっこよく、スタイリッシュにと始まった。やったら受けたし、楽しい」と。最後に、「『おかしい』と感じたことに石を投げた。権利は使わないと守れない」と訴え、「九条俳句」裁判にエールが送られました。

会場からは、金沢大学教授の浅野秀重さん、都内で社会教育指導員として働く山本さんと栗原さん、社会教育学会代表の長澤成次さんから発言があり、最後に佐藤一子さんから「今日の裁判で、社会教育の現場で一番大事にしなければいけないことが明らかになった。教育に対する権力的な統制がひたひたと迫ってきている。それぞれが自分の足元で止める努力を」とまとめられ、「原告と ともに歩みて 新緑眩し」の句でしめられました。

                             (市民応援団 江野本)

 

マネキンフラッシュモブ

マネキンに扮し、路上でプラカードを掲げるパフォーマンス。

 
   

投稿者 : manager 投稿日時: 2017-05-24 10:54:33 (248 ヒット)

裁判の日には世話人4、5人で朝8時から浦和駅西口でビラ撒きをしている。最初は駅前で撒いていたが、駅員がJRの敷地内はダメと排除しに来たりして、結局県庁に向かう歩道で行っている。
裁判は毎回金曜日なので、毎週金曜日に街頭宣伝をやっている某右翼団体とかち合う。通算700回以上というから敵ながら?すごいものだ。初めの頃、彼らは街宣を妨害しにきたと勘違いし文句を言いに来たこともあるが、今は場所をちょっとずらしているのでそのトラブルはない。逆に私たちが右翼の仲間と思われ、ビラを渡そうとしたオバさんに「うるさいわよ!」と怒鳴られたこともある。
3月10日の裁判の日、私たちは目を疑った。なんと九条俳句をパクッた垂れ幕が街宣車からつり下げられているではないか。(写真は4/28)そこには「梅雨空に改憲しようと女性デモ」「梅雨空に九条守れは主権の放棄」とある。センスも何もないが思わず苦笑した。演説では、「さいたま市に文句をつけて賠償金をとろうとしている、皆さんの税金ですよ」なんて誹謗していたが、右翼に認知されたというのも私たちの宣伝効果があったと考えたい。
(さいたま市緑区・小川満)

 


投稿者 : manager 投稿日時: 2017-04-05 09:33:15 (201 ヒット)

終了後、口々に裁判の様子を語り合いながら埼玉社会文化会館に移動してすぐ、約1時間の報告会を行なった。

応援団 俳句会 弁護団から

「おぼつかな 答弁となる 弥生十日」 俳句訴訟にて

市民応援団代表あいさつ、原告、俳句会の仲間からの感想と続き、当時の俳句会代表代行から、タイトルの俳句が詠みあげられた。弁護団からの裁判の報告では、未傍聴者にもわかるような説明がなされた。今回は被告側3人の反対尋問であり、基本的なテーマとしては2つのことを証言から得ようとした。一つ目は、根拠薄弱、いい加減な根拠づけで不掲載にしたこと。もう一つは、公民館だよりがギャラリー等と同じように、発表の場になっているということである。

ゲストスピーカー  箱崎作次さん(三多摩教職員合唱団)

学校現場にいらした立場から感想を。長く、日本国憲法の3つの柱のひとつ「平和主義」は、第九条にあるんだよといってきた。「九条守れ」というのは当然のこと。「女性デモ」も、憲法21条「表現の自由」で認められている行為をしている。堂々と(九条俳句を)掲載するのが、公民館としての義務・責任だと思うと話され、ご自身が作詞された「日本国憲法 それは」を歌ってくださった。

フロアから(抜粋)

安藤聡彦さん(埼玉大学教授)

第7期さいたま市公民館運営審議会の提言「市民の〈声〉が生きる公民館へ」時の委員長。この日の証言からこの提言が証人たちに読まれていないこと、およびそれが実態なのではないか、という現実に直面したと話された。より本質的なこととして、三人の証人の口から「学習」という言葉がほとんどでず、社会教育施設での学習という考えがないのではと問うた。次回4月28日に証言される。

長澤成次さん(千葉大学教授/日本社会教育学会長)

公民館だよりの法的根拠について、証人は、社教法5条と述べた。いわされているように感じ、これは非常に大きい問題。一方で、証人たちの発言が論理的でなく、よくわからないままに忖度をした構造がみえてきた。合併が、さいたま市の公民館体制を後退させてきた。しかし、今回これを契機に、改めて、公民館とは・社会教育法とは、学習権とは、等、大事な問題がだされ、この動きが、さいたま市の、日本の、世界の社会教育、を励ましていく。

橋田慈子さん(筑波大学 大学院生)

戦後の社会教育が何を大事にしてきたかを授業で習い、むしろ政治的な問題等を身近に考える施設として社会教育施設はあるべきだと自分自身も考えてきた。そういう問題について扱ってはいけないというような世の中の雰囲気を、どうにかならないものかと思いつつ職員もしてきた。いまは大学院生として、今回参加し、職員の方々が、ほとんど責任の所在も不明瞭なままに、不掲載にしたのだという経緯がわかった。

松本武彰さん(ドキュメンタリー映画「ハトは泣いている」監督)

忖度の実態というのは、映画の中に非常に細かくあらわれている。市民応援団のみなさんと俳句会のみなさんのインタビューのなかで、市民の側の論理の基盤と、市教委と生涯学習センターの側の論理的破たんを明確に指摘しているのが描かれている。まだの人はぜひみてほしい。

 

その他、志木市で起こっている図書館へのチラシ配架拒否などの発言が続き、最後にまとめとなった。

佐藤一子さん(東京大学名誉教授)

どういう意思決定のプロセスと組織の関係のなかでこういう事態が起きたか、浮き彫りになった。2回の拒否の理由がまったく違い、そこを詳細に突いたところが、いちばん大きな攻めであったが、証人たちにはどちらでもよく、要は載せられないということが先で、理由はあとから、ということがわかった。ただ本当に、政治にふれることがもう駄目なんだ、それだけなんだということが、繰り返し繰り返し語られたように感じる。判断に根拠がなく、主観的というところが、証言で浮き彫りになり、今回の事件の本質がこういうところにある、と十分に私たちは学習することができた。

最後に弁護士さんを剣客にみたて、「剣客の 舞みるように 梅満つる」の句でしめられた。  

岩松真紀(社会教育推進全国協議会 事務局長)  


投稿者 : manager 投稿日時: 2017-03-23 13:50:22 (426 ヒット)

九条俳句不掲載3.10第10回口頭弁論を傍聴して

2017.3.17 石垣敏夫

何も理解していない公民館の職員、保坂泰司、引間正巳、斎藤隆氏 

裁判長の解せない質問         

 

九条俳句不掲載は違憲である

上位法 憲法21条(表現の自由)違反

下位法 社会教育法3条(学習権の保障)・12条(検閲の禁止)違反

 

公務員の忖度(そんたく)で不掲載が決まる。

三橋公民館保坂職員の忖度で「9条俳句を不掲載」と判断。句会が納得しないので、引間館長は「難しい」と判断、指導公民館(桜木町公民館)に判断を仰ぐ。斎藤桜木公民館館長の忖度で「保坂氏を擁護」不掲載と決定。市民から問い合わせがあり、稲葉教育長、清水さいたま市長までが擁護する(安倍政権への忖度)。         <忖度の成果か、保坂職員は大宮の小学校に教頭として栄転している>

掲載拒否,法的根拠なし

 当初、社会教育法23条を保坂、引間、斎藤氏等は法的根拠としたが、この主語は公民館であり、内容も異なるため撤回。

以後「公平中立に抵触、国内世論が大きく分かれているものだから」という弁明を続けている。

保坂氏は「小林、三橋俳句会代表代行は、一度は拒否したが、その後納得した」と述べた。「他の俳句があるなら出して欲しい」とは言った。

小林代表代行、「納得したとは言っていない」:但しこの納得は「句会に伝える」ということの「納得であったか否か」は不明。

斎藤館長「誰がこの不掲載のことを『密告したか』」との発言は否定。これは前回の小林証言と異なる、どちらかが偽証罪となる。(第3者の証言が必要)

弁護士の問い「憲法9条改正に反対している特定政党はどこか」斎藤「特定政党名は言えない」

裁判長:「9条を守らなくて良い、とはどの政党も言っていないではないか」

(自公政権は、新安保法制関連法を合憲と考えている。理由として、他国と日本が国外で武力行使をしてもそれは日本を守るためで9条違憲にはならない、と主張している。現在各地で安保法制違憲訴訟裁判が行われている。裁判長は自公政権の<9条合憲解釈>に合意しているのか)

  • 俳句・短歌・詩等の解釈・鑑賞・評価は「公民館だよりを読んでいる読者が行う」ことで、「人権侵害表現、誤字」のチェック以外、公民館の職員が作品の内容に干渉してはならない。

投稿者 : manager 投稿日時: 2017-02-06 16:03:29 (208 ヒット)

1月20日午後2時、第9回口頭弁論期日が開かれました。
今回から3回の期日に分けて、事件の当事者・関係者の方々から、裁判所で直接お話を聞く、尋問という手続きが執られることになっています。
まず、佐藤一子先生が補佐人として、意見を陳述されました。
「補佐人」という制度は、あまり使われることのない珍しい制度で、その事件を審理する際に専門的知識が必要な場合に、専門家を裁判所に呼び、専門的な内容を分かりやすく説明してもらうことができる制度です。
この訴訟は、「社会教育」についての知識が必要不可欠で、専門家の佐藤先生から、この点について、分かりやすく、かつ力強くご説明をしていただきました。佐藤先生のご説明に対し、被告代理人からいくつか質問がされましたが、さすが佐藤先生は、簡潔にかつ、論理的にお答えになり、こちらの主張をさらに裏付けるようなお話をしてくださいました。
次に、本件俳句掲載が拒否されたときの代表代行の証人尋問が行われました。尋問という手続は、その証人を呼んだ側からの質問(主尋問)、相手方からの質問(反対尋問)、裁判所からの質問(補充質問)の順に行われます。
代表代行の主尋問は、私近藤が担当致しました。代表代行からは、俳句を学ぶようになって、普段の生活でも色々なことに関心を持つようになったこと、句会の活動によって他のメンバーの意見を聞くことができてさらに勉強が深まること、公民館だよりに載ることで句会のメンバー以外の人も俳句に興味を持ってくれたこと、など、まさに「社会教育」の「自己学習」と「相互学習」を体現している、素晴らしいエピソードをたくさんお話いただきました。本当であれば、時間をたくさん取って、もっともっとお話いただきたかったのですが、裁判所から与えられた持ち時間が30分だったので、泣く泣く尋問を終了させることとなりました。代表代行は、裁判の場でも、かつ、被告代理人や裁判所からの質問であっても、全く臆することも緊張されることもなく(少なくとも、私からはそう見えました)、堂々とご自身の言葉で、お話をしてくださいました。裁判所にも、社会教育の重要性が少しは伝わったのではないかと思います。
続いて、公民館だよりに俳句を載せることになった際の公民館の職員である平塚氏の尋問が行われました。この反対尋問は小内弁護士が担当致しました。主尋問と異なり、反対尋問は、事前に打ち合わせもできず、相手が何を話すのかが分からないため、準備が大変ですが、この尋問においては、公民館だよりの編集が、公民館職員の個人的な意見だけでなされているわけではないことを一定程度示すことができたと思います。
次回は、三橋公民館職員、三橋公民館長及び桜木公民館町の尋問です。今回のさい先の良いスタートの勢いそのままに、次回以降も良い尋問ができるよう、弁護団一同力を合わせて頑張って参ります。今後とも、裁判の傍聴や報告集会への参加など、引き続きのご支援よろしくお願い致します。
(弁護団 近藤里沙)


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